子蝸牛のひとたりの壁に貼り付き乾涸らび居りて 纏
まと わりてそよとも動かぬこの時に乗るも楽し降りるも喜
たのし
かの天は梅雨盗りてこの上何をば毟
むし り捕らんと欲するか
ベーコンの四の五の灼いて酒喰らい
誰そ彼と問うには眩し街灯り
かぜふけどそともうごかぬこのこころ
台風の雲も涼も連れて逃げ天井に点だぁおいら独身
地面より 沸き出る熱気 水も逃げ
小さき殺意何故か御器のみ気付かれて
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